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魔と广の字で暮らす魔羅の笑み

瓶を開いて悲鳴の薬草

ズタズタになった黒いローブを纏い

とんがり帽の老婆が横行

五芒星描き悪い顔をしている

長い鼻の上、瞳に映った昔交尾した殿方の幻覚に

うつつを抜かし今宵魔と性交

昔のこと 昔の匂い

暖かい民はもういないや 嫌々

東洋の魔女と薬の匂いと狂った私の黒い涙

宅急便の生娘も私の心もドロップス

山羊に跨って悠々と冲融中、薬でトンだ瞳に映った

昔恋をした殿方の冢中、黙々沈んで今宵魔と性交

双頭の魔を孕んでは産んでは

世に邪の念と後悔を生んで

一人微笑んだ闇中の心に目を逸らし今宵も魔羅と性交

昔愛した人の眠る墓石に甘い口づけをして涙した

童謡の魔女は人々の中で暖かい暮らしをしている

反して模範の私は迫を害されていた

思い出すのは昔のことばかり

あの時二人は笑って、美しい日々を愛と

暮らして、暮らして、暮らして、暮らした

今日の味付けどう?とかありきたりで幸福な時間を過ごした

まるで魔法みたいに 悪い魔法にかかったみたいに

​東洋の魔羅に瞬間の情を

東洋の魔女と薬の匂いと狂った私の黒い涙

宅急便の生娘も私の心もドロップス

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