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酩酊をいいことに彼は着々と、他人の云々に毒を撒いてる

疲労度は増して、失くす寸前の記憶を辿り花が咲く

棚に隠した我の落ち度は腐るまで気づかないふりをして

あらぬ見解と笑う群衆に花が咲くまで呂律を回す

想い想われ花が咲く それは真っ赤な毒を含んで育っていく

宿酔状態の彼は目覚めて、何事もないような顔をするのさ

尾生え鰭生え水に眠っている

解釈を違う花の蜜

甲斐甲斐しく世話を焼いた挙句、放流

責任のせの字もありゃしない

悪の実を結んでしまっても、雑草はまるで気づかなかったのです

哀れ、静かに花は咲く 君は真っ赤な毒を孕んで腐っていく

怪物と化したその花を摘み

何事もないような笑みを浮かべて

嗚呼、また悪い夢を見てる

矛で守ろうなんてした癖にさあ

胃の腑に重く伸し掛る毒を、君は嬉しそうに、ただ、嬉しそうに

想い想われ花が咲く それは真っ赤な毒を含んで育っていく

宿酔状態の彼は目覚めて、何事もないような顔をするのさ

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