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別に夜が好きなわけじゃない

好きなことは夜にすると問屋が下ろさぬだけ

小生、恥ずべき点は、浮気は不味い煙草で覚えた次第

あれは先週の末のこと 赤いレンガ張りの公園で

赤い提灯に目をやると、咥え煙草に火を焚べる

アツく燃えて、燃えて、燃えて

灰になるまで燃えて、燃えて、燃えて、もう一本

冬の空、煙草がまるで思い出みたいに

どうせ夢中で笑って泣いての青い春も

すぐに灰になって攫われて

彼も彼女も赤い提灯もメラメラと揺らいどるよ

キテレツな夢、キテレツな発想

どこにでもあるような派手な装飾

所詮は凡庸のデタラメな紛い物に過ぎんのんじゃ

君はそうやっていつまでも、他人の言の葉に揺らめいて

堕落を呑むその隙に全て奪われ灰になる

アツく燃えて、燃えて、燃えて

灰になるまで燃えて、燃えて、燃えて、もう一本

冬の空、煙草がまるで思い出みたいに

どうせ夢中で笑って泣いての青い春も

すぐに灰になって攫われて

彼も彼女も赤い提灯もメラメラと揺らいどるよ

狩り狩られ摘み摘まれては凌ぎ合い

​それでも消えぬ火を心臓に灯せ

アツく燃えて、燃えて、燃えて

灰になるまで燃えて、燃えて、燃えて、もう一本

冬の空、煙草がまるで思い出みたいに

どうせ夢中で笑って泣いての青い春も

すぐに灰になって攫われて

彼も彼女も赤い提灯もメラメラと揺らいどるよ

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