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明朝より睡魔と健闘の後朝食

ギアを上げる音がより登校という行為に現実味帯びさせてしまう

学友と交わす言葉すらいちいち気を使う

十代の青春とはとどのつまり、墓場だったのです

青春とは目のやり場に困惑する地獄だったのです

校内に響くチャイムと生徒たちの騒音

後部席の女子にプリントを渡すたびに緊張したもんです

目立つわけでもなく、でもだからといって

成績は中の下、物理が苦手

いじめる奴もいじめられるやつも

どちらも嫌いだった 触らぬ神に祟りなし

十代にかけられた魔法なんて、刹那も感じなかったのです

学園とは個性の目を探し摘む地獄だったのです

受験戦争から早々に身を引いて傍観した

僕が思うに涙の数だけ弱くなっちまったよ

十代女子よ 教えてくれ 僕に気を持たせたわけを

​十代男子よ お前も俺も青春の脇役さ

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